雨ノチ晴レ

終活 かっこいい生き方

93歳からパワーを頂いた日

 

御年93歳。

背筋をピンと伸ばし歩く姿。しっかりとした腹式の発生。講義は立ったままで、身振り手振りにも躍動感を感じる。

尊敬する経営者の方の講義に出席した日のお話。

裸一貫で愛知にて会社を興し、上場企業まで育て上げ、多くの特許を所持。今では経営者の弟子がわんさかいらっしゃる講師。

現役の頃は、乗馬、アーチェリー、三線など多趣味で多才。

歌やダンスは今もなお現役でいらっしゃり、ブランデーをたしなみ、興が乗ればエスコートをして颯爽とステージでダンスをされるお姿にただただ感動。

生涯青春を掲げていらっしゃり、実際に青春を謳歌するそのお姿。

本当にパワーを頂きました。

いくつになっても「やりたいこと」がある姿は、かっこいい生き方だとつくづく思います。

 

最近、ある旅行会社が終活セミナーを開催したとニュースになっていました。

画面に映る参加者は、50代から70代くらい。

やはり「遺る人に迷惑をかけたくない」という理由で、終活に興味を持っている方が一番多いそう。

終活は、「死の準備」ではないと私は思っています。

「最後まで自分らしく生きるための準備」だと思っています。

迷惑をかけたくないから、しっかり準備をする。

元気なうちに、身体も頭も充実している時だからこそ、今はじめる。

しっかり準備して、しっかり人生を謳歌する。

不安がなければ、より楽しく人生設計もできるのです。

講師のように、輝く93歳、憧れる生き方です。

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