終活アドバイザーへの質問について
「終活」と一括りにしても様々な事が挙げられます。
例えば、「終活とは何をすること?」から疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
終活とは、
人生の最後を意識しながら、これからの人生を自分らしく生きるための準備をし、亡くなった後に備えること、と終活アドバイザー協会では定義しています。
よりよく生きるために
①自分らしい人生をデザインする
②自分の情報をまとめる
③人間関係の確認と財産の整理
を行い、そして亡くなった後の準備として
①人生の締めくくりをデザインする
②後を託す人が困らないよう準備をする
③荷物の処分などはできるだけ済ませておく
となります。
次に聞かれる質問は、「エンディングノート、聞いた事はあるけど、どういうものですか?」です。
エンディングノートとは、自分が亡くなったとき、あるいは病気や認知症などで判断力が衰えてしまった時に備えて、必要な情報や希望を書いておくノートのことです。
遺言書のような法的効力はありませんが、終活のさまざまな場面で役に立ちます。
エンディングノートは、終活を行うときの手引きとなり、またノートを書く事そのものが終活をも言えます。
基本的な質問はもちろん、例えば「かかりつけ医は必要ですか?」や、「一日葬や直葬とはどのようなものですか?」などの質問に対し、高齢期の生活や葬儀、相続などのアドバイスを行います。専門家への橋渡しを行う事もあります。
終活アドバイザーとして、身近で気軽に相談できる存在でありたいと思っています。