先日、半年ぶりに会った友人が、「父親が施設に入った」との事。
そのお父様とは4ヶ月前に挨拶をした時はお元気そうだったので、本当に驚きました。
今回は、介護サービスを利用するときの手続きの流れについて、おさらいします。
介護サービスを利用するには、まず市町村で「要介護認定」を受ける必要があります。
①市町村の窓口にて「要介護認定の申請」を行う。
本人や家族の聞き取り調査や、医師の意見書を基に専門家が認定します
②要介護認定
③認定結果の通知
(自立・要支援1・要支援2・要介護1・要介護2・要介護3・要介護4・要介護5)
※「自立」では介護サービスの利用はできません。
直接、各サービスの申し込みもできますが、どのような介護サービスを受けるのか、ケアプランをケアマネージャーに作成してもらう。要支援の場合、ケアプランは地域包括支援センターで作成します。
④各サービスの利用
「自宅サービス」には、自宅で受けるサービス、介護施設に通う”デイサービス“、介護施設に短期入所する”ショートステイ“、有料老人ホームなど、自宅以外の住まいで受ける”特定施設入居者生活介護“などがあります。
その地域に住んでいる人が受けられる「地域密着型サービス」では、“グループホーム”や“小規模多機能型居宅介護”などがあります。
介護保険制度の入所施設には、“介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)”“介護老人保健施設(老健)”“介護療養型医療施設(療養病床)”“介護医療院”があります。
注意したいのが、6ヶ月ごとに、要介護認定の更新または変更の手続きが必要であること。
(状態が固定すれば、最大で2年間、更新期間が延長できます)
介護のサービスも状況や状態により様々な選択があります。
エンディングノートには、医療や介護について自分の希望を書き込むページがあります。
持病やアレルギー、病歴や入院歴もエンディングノートに書いておくと、役立ちます。
まずは、気になるページから始めてみましょう。