エンディングノートの活用法
エンディングノートを記入することで、これまでのライフスタイル(生き方)を振り返り、今もっている財産を把握し、自分自身のこれからについての希望を書く事もできます。
また、親しいからこそ言いにくいことをメッセージとして遺すや、災害などの非常事態にノートを持って避難すれば緊急連絡などにも活用できるなど、用途は広いと思います。
さらに、活用法をご提案します。
人生100年時代となり、長寿社会に比例するように認知症高齢者が増えています。
先日、数年ぶりに会った友人のお母様も60代のころから認知症を患い、20年近く経った今では、病院で生活をしていらっしゃるそう。
認知症になっても幸せに暮らすために、エンディングノートは役立ちます。
昔を思い出すことは、脳の活性化に繋がります。
生き生きと暮らした頃や、楽しかったことを思い出すことで、自尊心を取り戻し、認知機能にも改善効果が認められるのだそうです。
ノートにプロフィールや楽しかったこと、好きだったものを書いておき、それを見ながら介護をしてくれる人を思い出話ができれば、きっと幸せな気持ちになれるはず。
認知症になったとしても、幸せに暮らせる道具としてノートを活用してみてはいかがでしょうか?