相続勉強会②
今回の勉強会では、贈与について学んできました。
税理士の先生方から分かりやすく教えて頂き、例題を交えながら、時には問題形式もあり・・・と、あっという間の90分の講義でした。
知らなかった事もあり、今日は相続実務上の重要なポイントを書きます。
まず、「贈与」とは、贈与者と受贈者が、「あげます」「もらいます」の意思表示をして成り立つ契約。
ですので、あげる側が、勝手に「あげます」ではダメ。
もらった側が、もらった事を認識している必要があります。
贈与のポイント
①贈与契約書の作成 →これは、毎回必要。(これ、知りませんでした!)
②贈与内容の履行
移転したことを示す証拠となるため、金融機関口座がベスト
③通帳・カード・預金証書および印鑑の管理は受贈者が行う。
→お孫さんを思い、祖父母が勝手に口座の管理を行うなどはNG
④受贈者による使用収益権の確保。
→日常的に利用している通帳がベスト
⑤贈与税の申告納付(一暦年で110万円を超える場合)
これに加え、遺言書や遺留分についても学んできました。
次回にでも紹介します。
終活だけに言えることではないのですが、「餅は餅屋」。
専門家に教えてもらう事は、とても大切です。
法改正などもありますし、税金なら税理士さん、土地のことなら不動産屋さんになど、
早めに相談する事をお勧めします。