ある保険会社が行ったアンケート「2023年に還暦を迎える人の調査」を見て。
還暦以降の人生で不安に思うことは?(複数回答)
第1位は「身体能力の低下(身体の病気や寝たきりなど)」 52,2%
次いで、「収入の減少(60才以降の雇用形態の変更など)」が40,3%
「判断能力の低下(認知症等脳の病気や車の運転など)」38,4%
9位には「容姿の変化」、10位には「子ども・孫の将来」が入ったそう。
なるほど。確かに健康は一番ですね。
私の場合は、子どももいませんし、自営業ということもあり、収入面が一番不安かなぁと思いました。容姿の変化がランクインしているところも、時代ならでは?とも思いつつ。
実母(76才)を考えると、やはりアンケート通り健康面と判断能力の低下は心配です。
未だに車を運転している事や物忘れなどが要因です。
義母(73才)でも、やはり健康面。同居とはいえ二世帯ですから現状は独立世帯として生活をしていますので、義父母のどちらかに病気や介護となった場合は、かなり生活が変化するでしょうし、経済的負担も増えるのではと予想。
また、「2023年還暦男女2000人が考える最低限必要な生活費は?」との別アンケート結果として、一月あたり19万ちょっと。
「ゆとりある生活に必要な平均金額」としては、278,929円だそう。
「ゆとりある」が、どの程度なのか不明ですが、もし「ゆとりある生活」で、かつ60才で定年&収入無しだった場合、仮に80才までの20年で66,942,960円!
私の場合は血縁者で80歳を超えた長寿近親者がいないので、仮に80才で考えたのですが、女性の平均寿命は88才ですから、それ以上の金額。
65才や70才で年金の収入があるとしても、かなりの金額です。
不動産収入や株などの不労収入がない限り、貯金に励むしかない・・・。
将来設計は、やはり大切です。
お金のことはファイナンシャルプランナーに早めに相談すべき、かも。
終活という言葉に違和感を感じるならば、「将来設計」と脳内変換して、まずは準備ですね。