3日後のロケ撮影のため、インタビューの事前資料をお客様にお届けしました。
「気持ちを言葉にすることは、難しい・・・」
そう感じる方も多いかもしれません。
私は司会業を生業としているため、きっと話すのは上手だろうと思われがちですが、
司会としてマイクを通して伝えているのは、お客様の事で、「私の気持ち」ではありませんので、もしスピーチを頼まれたとしたら、かなり悩むと思います。
そこで、お客様のご希望もあり、撮影前にインタビューの質問を全てお送りいたしました。
インタビューの内容は、やはり、お客様が伝えたい事をお話しいただく事が一番大切ですので、事前に「伝えたい事」をヒヤリングします。
例えば、“どうしてムービーをつくろうと思われたのか?”といった所です。
インタビューでは、インタビュアーがお客様にとって、より話しやすいようリードしていく、と考えて頂ければ良いかと思います。
雨ノチ晴れの映像ですと、「遺言メッセージムービー」や「わたし物語(人生の軌跡をまとめたもの)」などにインタビューは有用です。
ちなみに、「タイムカプセルムービー」はお手紙を事前に準備いただいても良いかもしれません。
以前、撮影した染色作家・大野比呂志氏の場合も、先生の語り部分は、ほとんどインタビューを活用しました。
ただ、事前にお送りした質問事項に加えて、インタビュー中に「もっと、この部分もお話しいただきたい」など、加えて伺いたい部分がどうしても出てきてしまいます。
インタビューは言うなら“会話”ですので、アドリブ部分も自然と対応頂いています。
今回インタビューは5名ほどの方にお願いしています。
インタビュアーとしては、お客様のアドリブ部分も楽しみの一つです。